2015/11/14
「
第三次世界大戦、始まる!」(2001年出版)より抜粋。
15年も前の情報ながら、なかなか的中している部分も多い。
古川「日本は憲法を改正してまで、参戦するのでしょうか?」
ゲリー「それは、日本には不可能でしょう。もうすでに日本の社会は戦力を持つようには構成されていません。しかし、私が見たところによりますと、日本は軍事力をさらに強化していきます。日本にはいわゆる国民軍みたいなものはあるでしょうか?」
古川「ありません。」
ゲリー「国を守る、いわゆる兵士というか、軍隊というものがあると思うのですが‥。」
古川「それは自衛隊ですね。」
ゲリー「ではそれです。自衛隊の力がだんたん強くなっていきます。実際に日本から飛行機が中東に飛んでいくのが見えます。戦闘をするというのではなくて、援助とか支援ですか、それから復興や介抱、そういうような仕事をするでしょう。」
古川「自衛隊員で死亡者は出るでしょうか?」
ゲリー「はい。」
古川「出る。どういう状態で?」
ゲリー「海外でいくつかの飛行機が失われます。あと、日本国内なんですが、なにかモニュメントのようなものですか、そういうものを守っている人ですね。自衛隊員が反撃しようとして、そういう試みの中で負傷します。」
古川「テロの中でですか?」
ゲリー「命を失う人もいるし、負傷する人もいます。見るところによりますと、日本の人というのは、国民全体の意識の上で一つになっていて、そしてテロリストからの攻撃を防ぐというか、そのテロリストたちを国外に追放するようです。」
‥‥
古川「アメリカ以外のおもだったテロにはどういうのがありますか?」
ゲリー「これを見るのは悲しいので、あんまり積極的に見ようとしていないように感じられるかもしれませんが‥それは見るととても悲しい場面が見えてくるんです。イギリス、そしてフランスにも事件があるでしょう。」
古川「それはどういう‥?」
ゲリー「やっぱり爆弾です。」
古川「フランスの場合はどこの都市ですか?」
ゲリー「北の方の工業都市のように見えます。科学プラントですね。」
古川「何人ぐらいの犠牲者が出るのでしょう?」
ゲリー「それはちょっとわかりません。毎日の自然なかたちで去っていく魂と、この爆発で去っていく魂の区別がしにくいんです。」
古川「フランスはそれだけですか?
ゲリー「あと、フランスのアメリカ大使館が襲われるかもしれません。フランスのイギリス大使館もです。」
古川「アメリカ大使館とイギリス大使館ですね。」
ゲリー「それからイギリスの国会議事堂にあたる建物ですね。ドイツでも事件があるでしょう。ドイツでは非常に大きな暴動が起きます。というのは、ドイツ人が中東から来たと思われる人を襲い始めるのです。ドイツで、多くの中東の人々が亡くなるでしょう。イギリスでも同じようなことが起きるようですね。」
古川「アメリカではそういうことは起きないんですか?」
ゲリー「アメリカはそれほどでもありませんが、フランス、イギリス、ドイツで中東の人が襲われるでしょう。」
古川「日本もテロに見舞われるのですか? だとしたら、それは具体的に、どこでどのような規模ですか?」
ゲリー「皆さんの文化、日本の文化の最も象徴的なものを攻撃してくるでしょう。」
古川「それはどんな所でしょうか?」
ゲリー「たぶん皇居です」
古川「皇居! それで天皇が亡くなるということは?」
ゲリー「天皇は亡くなりません。皇居を攻撃するのはとてもむずかしいでしょう。ですから、だれかを殺すことが目的ではなく、シンボルを引きずり下ろすというような。」
古川「それはいつ、どのような方法でですか?」
ゲリー「特定はできません」
古川「そもそも、この戦争というのはだいたい何年間ぐらい続くのでしょうか?。」
ゲリー「たぶん三年半ぐらいでしょう。」
古川「日本でのテロはその三年半のあいだの前半でしょうか、後半でしょうか。」
ゲリー「初めのほう、前半ですね。それも、貿易センタービルのような大惨事にはなりません。日本の飛行機が簡単にハイジャックできるかどうかでしょうが。」
古川「皇居に飛行機が! で、その航空会社はわかりますか? 僕はしょっちゅう飛行機に乗っているので。」
ゲリー「成田から出発するものじゃありませんね。成田以外の空港です」
古川「僕は成田以外からも行くんですよ。羽田空港ということはないでしょうね。」
ゲリー「見えるのはエアポートのそばにいくつかの橋があります。」
古川「ああ、羽田だ。航空会社を特定できますか?」
ゲリー「×××のようです。」
古川「×××ですか。×××は避けることにします。これは言えないですよね。言ったら営業妨害です。」
ゲリー「皇居の襲撃では、公園のように見えるほとんどの部分がダメージを受けますね。」
古川「飛行機は落ちるんでしょう?」
ゲリー「最初その飛行機は、大使館が集まっているところを目指しているようにも思えます。でも、最終的には皇居を狙っていたことが、後からわかるようですね。」
古川「このテロで、飛行機に乗っている人々はみんな死ぬんですか?」
ゲリー「はい。」
古川「たとえば、僕には今×××の飛行機が乗っ取られることがわかったわけですが、それを×××に話して警戒を厳重にしたら、それは防げないんでしょうか?」
ゲリー「それを避けられるか避けられないかという視点から見てみます。‥‥‥これは変えられます。これは、必ずしも起きることではありません。」
古川「ほかにはなにかありますか?」
ゲリー「東京タワーに狙いを定めているようです。きっと東京タワーというのは、あまり厳重に警備がされていない、アクセスが容易なのではないでしょうか。ビンラディンには、いわゆる西側諸国をサポートしている国の、それぞれシンボルになるようなものを狙っているのです。」
古川「なるほど。では東京タワーは、実際に爆破されるのでしょうか?」
ゲリー「攻撃はされます。」
古川「どういうかたちで?」
ゲリー「おそらくダメージを受けて、東京タワーは閉鎖されることになると思います。」
古川「それはトラックで飛び込むというような?」
ゲリー「それはわかりません。ただ、見えたのは爆発する景色が見えました。」
古川「何人ぐらいの人が死ぬのでしょうか?」
ゲリー「ニューヨーク•シティのようなことはありませんが、でも結構な数の人々が犠牲になるでしょう。今回の戦争ではいくつかの変えることのできないことがあります。しかし、東京でのテロに関する出来事、つまり皇居と東京タワーですが、これは多くの人がほんとうに心を合わせて祈れば避けることができます。でも問題は、物事が起きたときの最初の反応である「怖れ」なのです。その「怖れ」が、ポジティブなものの考え方を崩していってしまうのです。ですから、その人がいくらポジティブに考えていても、その人の中に「怖れ」があれば、その「怖れ」がポジティブなイメージを減らしてしまうのです。ほんとうに大切なことは、これは、今アメリカの国民が学んでいるところだと思うのですが、「怖れ」を手放して、自分の中のパワフルな意思や意図をしっかりと所存することだと思います。
古川「なるほど、よくわかりました。で、これはいつ起こるんですか?」
ゲリー「東京タワーですか。タイミングを特定するのは大変むずかしいんですよ。二〇〇二年でしょうか。日本の政府がほんとうに集中して注意しなければいけないのは、外国から来ていて日本の国内で活動しているグループです。そういうグループをしっかり監視することだと思います。」
‥‥
古川「今回の事件、というかこの戦争が終わった後、ここから学ぶものというのはあるんでしょうか?」
ゲリー「この戦争は何かを学ぶための戦争ではなく、テロリズムを完全になくすための戦争なんです。テロリズムというのはいろいろなかたちで、常に今まで存在していました。たとえば大きな会社が、ある意味で人々をテロで脅かす、みたいなこともしてきたわけです。たとえばたばこです。私の視点から言えば、たばこの会社というのはテロだと思います。」
古川「世界大戦になるというお話ですが、この戦争に参加する国をすべて挙げていただけますか?」
ゲリー「まったく参加しないという国はほとんどないというくらい、多くの国がかかわってきます。なぜなら、テロリストはどこの国にも存在しているのですから。しかし、日本は中立をずっと保つでしょう。そして、中国もまた中立です。
古川「ロシアは?」
ゲリー「ロシアは完全に参戦します。先ほども申し上げたように、預言には二種類あって、一つは避けられない、つまり変えることのできない預言です。そして、もう一つ、変えられる出来事というのもあります。これからお話することの中には、変えられない出来事もあります。起きることはたしかですが、これもはじめに申し上げたとおり、いつ起きるかということは特定できません。それでは、起きることをお話します。」
古川「避けられない出来事ですね。」
ゲリー「そうです。 この戦争に誰が参加するとか、どうなるかということはお話しますが、いつ起きるかというタイミングについては非常に一般的なことしか申し上げられません。そこで、ロシアがどのように参戦していくかということですが、ロシアはずっと前からすでに参戦していると考えています。サリンという毒ガスを作ったときからです。ロシアが作ったサリンや小さな武器ー核弾頭などをつけたようなものも含むーは中東の人々に売られています。」
古川「サリンは実際に使われたことがあるのですか。オウムが使ったのはロシアのだったのでしょうか?」
ゲリー「違います。日本の地下鉄で使われたサリンは、日本で作られたものです。日本でサリンガスを作った人々、そしてそれを使用した人々は、同時に天然痘と炭疽菌も実験しています。こういうものは容易に作れるものなのです。日本の地下鉄でサリンを作った人々は、サリンで何百人もの人を殺すつもりでいました。でも、たしか亡くなった人は十二人ですね。彼らは七〇〇人から八〇〇人の人の命を奪うことができるだろうと思っていたわけです。これは生物•化学兵器というものは取扱いがむずかしいから使われないだろう、危険はないだろうと言っているのではなく、生物•化学兵器を効果的に使うというのが、非常にむずかしいということを申し上げているのです。そこで、ロシアが中東に売っていた武器というのは、生物•化学兵器ではなく、直接人を殺せる武器です。」
古川「核兵器ということですか?」
ゲリー「そうです。ただ、非常に小さなものですが。」
古川「小さなものでも核兵器はすごい破壊力がありますよね。」
ゲリー「はい。」
古川「それを中東の国々が全部持っているのですか?」
ゲリー「中東の国すべてが買ったわけではありませんが、戦争しようと準備している国は全部持っています。」
古川「フセインも持っているのですか?」
ゲリー「はい。」
古川「それは、ミサイル状のものですか?」
ゲリー「サダム•フセインのところには核弾頭はあるのですが、ミサイルのような発射するシステムを持っていません。ですから、ミサイルの代わりにトラックなどを使おうとしています。」
古川「こんな国が核を持っているんだとびっくりするような国はありますか。」
ゲリー「パキスタンが持っていたのを見たときにはびっくりしました。」
古川「僕らはすでにそれを知っていますけど。」
ゲリー「五年前のことですからびっくりしました。」
古川「今、僕らがびっくりするようなところはありますか?」
ゲリー「核を持っていて、あまり知られていないところはリビアでしょう。」
古川「リビアが持っているんですか。」
ゲリー「でも、核はあるけれども、運送手段やミサイルなどの発射システムがない。」
古川「今度の戦争、つまり第三次世界大戦で、核兵器が使われることがあるのでしょうか?」
ゲリー「はい。」
古川「それは最初はどこで、いつ?」
ゲリー「中東です。」
古川「中東のどこですか。」
ゲリー「使おうとしている時、暴発してしまうという事故が起きます。」
古川「それはどこですか。」
ゲリー「たぶん、シリアか、あるいはイランのあたりでしょう。」
古川「核爆発は、その一回で終わりなのですか?」
ゲリー「三回起きます。」
古川「その三回はすべて中東あるいは中央アジアで?」
ゲリー「はい。」
古川「その爆発はかなり大きな規模ですか。それとも小さな規模ですか?」
ゲリー「かなり大きいといえるでしょう。どんな爆弾であれ、核ですから。カブールやバグダッドがすべてなくなるくらいの規模でしょう。」
古川「バグダッド、カブールという地名が特定されましたが、そこで起きるのですか?」
ゲリー「そうです。あと、イスラエルで一つ、小さなものが爆発します。」
古川「特定できるのですね?」
ゲリー「ただ、イスラエルのどこかということはわかりません。」
古川「でも、イスラエルという国は小さいですよね。」
ゲリー「はい、大きくはありませんね。」
古川「三回の核爆発というのは、運ぶ途中に爆発するのも含まれているんですね?」
ゲリー「いいえ。誤爆は、シリアとかサウジアラビアとかレバノンとか、そっちのほうだと思います。バグダッドは完全に核で破壊されますが、そのバグダッドを破壊するのは事故ではありません。攻撃です。イスラエルではテルアビブあるいはテルアビブの郊外で核爆発が起こります。アメリカ国内で生物•核兵器が使われることがあると、アメリカ軍がカブールにそれの報復措置として核を落とすかもしれません。」
古川「それは大変なことだ。じゃあ、アメリカ軍が核を使うんですね。」
ゲリー「でもそれはタリバン次第ということです。カブールに落ちるかどうかというのはまだ、決断が下されていません。炭疽菌などの生物兵器がアメリカに対して使われた場合、カブールに住んでいる人々、つまりそういうことをコントロールしている人々は人間の尊厳というものをまったく無視していると判断して、アメリカ軍はカブールに核を落とすでしょう。」
古川「できればそんなことは起きてほしくありませんが。」
ゲリー「バグダッドについては、いくつかの過去からの預言があります。その一つに、旧約聖書で「バグダッドが再びつくられるだろう」というのがあります。それが成就するでしょう。」
古川「どういうことですか?」
ゲリー「時というものが人間を縛らなくなる。境界線として時間というものがなくなる。つまり、人間の顕在意識、そして潜在意識がすべて一つになったときには、時というものが境界線としての機能を果たさなくなります。そうなったときに、いくつかの街が再建されるだろうということが預言されています。そのうちの一つがバグダッドだということです。」
古川「それは、この世界大戦の中で起きるのですか?」
ゲリー「はい。」